外科

肩の痛み

四十肩?五十肩?

ある日突然特に原因なく肩が痛くなり、腕が上がらなくなることがあります。いわゆる四十肩もしくは五十肩と呼ばれる状態です。正式な病名は「肩関節周囲炎」と言います。
肩関節周囲炎の肩の痛みは、夜寝ている時に強くなることが多いようです。
何をしても肩の痛みの強い急性期は安静が必要ですが、痛みが少し治まってきたな…と思うころには、少々の痛みは我慢して、腕を動かし始めることが大切です。軽くストレッチも始めましょう。
治療は、痛みの強い時期には痛み止めを内服したり、湿布を貼ったりします。
また、ひざの痛みと同様、関節内にヒアルロン酸などを注射をしますと、回復が早いことが多いです。
ただし、痛みが長引く方、高齢の方、肩に力が入りにくいと感じた方は、関節周囲の筋肉や腱(腱板)を観察するために、肩のMRIを撮影し、腱のダメージが大きい場合は手術を行うことがあります。






PAGE TOP