子宮頸がんは20~40歳代の若い世代の方に多いがんです。若い方が子宮頸がんにかかりますと、早期に見つかれば良いのですが、進行しますと子どもができにくくなる可能性があります。
一番新しい9価子宮頸がんワクチンは、適切な時期に接種しますと、子宮頸がんの9割を予防してくれると言われています。
子宮頸がんワクチンの副反応が大きく取り上げられた時期があります。子宮頸がんワクチンに限らず、ワクチンで副反応が出る方は一定数おられます。新しい子宮頸がんワクチンで特に重篤な副反応が起こる確率は100万接種に一回くらいと言われています。これを多いと考えるか少ないと考えるかは人それぞれかもしれませんが、ワクチンを接種しなかったために亡くなる若い命があることを考えますと、積極的に接種を考えるべきだと思います。
不幸にしてワクチンを受けられなかった世代(1997年4月2日~2008年4月1日生まれ)の方、まだ間に合います。当クリニックでは、現時点では10月いっぱいまでキャッチアップ接種を受け付ける予定です。
この最後の機会に、ぜひワクチン接種をご検討ください。診療時間内にお電話にてご予約を受け付けます。よろしくお願いいたします。