新型コロナウイルス感染を恐れるあまり、家からほとんど出ない方もおられます。持病がありながら、あるいは持病があるがゆえに、感染を恐れ病院に通わず、持病を悪化させて入院を余儀なくされた、という笑えないご老人の話を、その方の主治医から直接聞いたことがあります。
そうかと思えば、前回までの飲食店のエピソードから、新型コロナウイルスを全く軽視しているとしか思えない方々も多いようです。
緊急事態宣言が主に飲食店に対しての規制になったのは、このためですね。緊急事態宣言が発令され1か月経ち、その効果が出始めているようです。
外出すれば、家に居るより交通事故に遭う可能性が絶対的に増えます。しかし、それを恐れるあまり外出しないのは馬鹿げています。この当たり前の事実を、コロナ感染にも当てはめてください。
要は、人混みさえ避ければ、外出をあきらめる必要はありません。いえ、人混みでも黙々と移動すれば問題ありません。おしゃべりで大きな声を出している方、マスクをしていない方などに近づかなければ、心配ありません。
幸い今はマスクをしていてもあまり苦にならない季節です。散歩をしたり、スーパーで買い物をしたりすることを躊躇する必要はありません。ただし、知人に会っての長話は避けたいです。そうは言え、屋外などの換気の良い場所での数分程度の立ち話は問題ないと思われます。マスクをしている方同士なら、話をするのに2メートル空ける必要はありません。適度に距離を取ってご挨拶しましょう。
~その4~に続きます。