痛風のお話~ビールは大敵?~その2

今年の梅雨は長いですね。今週もまだまだ梅雨空が続きそうです。

それが終われば、本格的な夏ですね。痛風発作は夏に多いと言われています。暑くて汗をかいておしっこの量が減り、そのため尿酸の排泄量が減って身体に溜まるためです。

高尿酸血症は、心臓病や脳卒中のリスクも高めると言われています。結構昔から言われているのですが、しかしその関連性に関する確かな証拠は、未だに不足しているようです。心臓病や脳卒中を起こしたことのある人は、高尿酸血症も合併していることが多いのは確かですが、もともと生活習慣病のある人は血清尿酸値が高い人が多く、高尿酸血症が原因になるのか?単なる結果なのか?議論の分かれるところです。しかし、何らかの関連性はあるだろう・・・とは、ずっと言われています。

また、高尿酸血症があり、腎臓の機能が落ちている人は、尿酸値を下げることにより、腎臓の機能低下が抑えられる可能性も示されています。ただし、これも未だに明確な根拠が示されていないようです。

しかし、私自身も経験していますし、他の医師仲間に聞いても同じ経験を持つ人が多いのは、高尿酸血症がありしかも腎臓の機能も落ちている患者さんに対して、薬を使用して尿酸値を下げた時に、通常悪くなったら良くならないと言われている腎機能の絶対的指標である血清クレアチニン値が、少し良くなる人が多いという事実です。

このように考えますと、やはり尿酸値は低い方が良いですね。

そうそう、ビールのお話です。上記のお話も加えて、夏のビールは尿酸値が高い方には大敵と思われがちです。

これに関しては、~その3に持ち越して書きます。

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